完全キャッシュレス化により、患者さまの利便性向上と院内事務の効率化を実現　医療法人 三慧会 (IVF JAPAN グループ）

貴院の事業内容を教えてください。

当院は、大阪府下で不妊・不育の総合医療クリニックを3施設営んでおります。できるだけ自然に近い形で無理をせず治療することを目標にしており、心と身体のケアからはじめ、最終的には、体外受精や顕微授精といった最先端医療を用いて、すべての患者さまが妊娠できることを目指しています。2022年4月から不妊治療が保険適用の対象となりましたので、当院へご来院いただく患者さまも増えてきております。

利用中のサービスを教えてください。

御社の加盟店サービスを活用し、キャッシュレス決済を提供しております。具体的には、自動精算機にてクレジットカードでお支払いできるようにするとともに、自社開発したアプリである「まがたまアプリ」から受精卵を凍結保管する際の管理料をクレジットカードでお支払いできるようにしております。現在は、お支払方法をキャッシュレス決済のみとしており、現金の取扱いはしておりません。

キャッシュレス決済を導入した理由やきっかけを教えてください。

不妊治療は費用が高額になることもあるため、患者さまの利便性向上を考え、りそな銀行さまの紹介でキャッシュレス決済を開始しました。創業当時は、現金の取扱いも多く、患者さまにお支払いいただいた現金を毎日夜間金庫に持ち運ぶことが大変でしたし、持ち運びに伴うリスクもあると感じておりました。課題と感じておりました現金の管理については、集金サービスを活用することで、業務効率化を進めました。また、2007年頃に当時の医療法人では普及があまり進んでいなかった、自動精算機での精算サービスを開始することで、段階的にキャッシュレス決済化を進めてまいりました。

完全キャッシュレス決済を導入したきっかけを教えてください。

2014年、グランフロント大阪タワーにて新しくクリニックを開院した際に、集金サービスに対応していなかったことをきっかけとしまして、試験的にお支払方法をキャッシュレス決済のみとしました。キャッシュレス決済のみでの運用に問題がなかったため、他の2施設（東大阪・なんば）にも完全キャッシュレス決済の取組みを拡げました。患者さまへは、ホームページにてお支払方法がキャッシュレス決済のみであることを事前に周知するとともに、初診時にも丁寧にご説明することでご理解を頂いております。

キャッシュレス決済の効果を教えてください。

現金を取扱うことがなくなったことで、院内の業務効率化が著しく進みました。また、新型コロナウイルス感染拡大を契機に非接触化が進んだことで、現金を使わないキャッシュレス決済は患者さまに安心いただくきっかけにもなっていると実感しております。

今後期待することを教えてください。

今後もキャッシュレス決済により、患者さまへのさらなる利便性の提供ならびに、院内事務の効率化を進めていきたいと考えております。決済サービスは日々進化しておりますので、今後も御社にはさまざまなソリューションをご提供いただくことでご支援を賜りたいです。

※ 本写真は医療法人三慧会理事長の森本 義晴さま